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縁起物として
- 鰹節
- 赤飯
Q:引き出物に何故かつお節なのか?
A:鰹節には「鰹」の背中の大きな部分から出来る『男節・雄節』と腹の部分から出来る小さくて可愛い『女節・雌節』の2種類があります。この二つの鰹節がピッタリ合うのは一組だけだからという理由です。ぴったり合った夫婦を連想させるからです。
Q:引き出物に何故赤飯なのか?
ご年配の方にとっては、子供の頃にお赤飯が食卓にでる日は特別なおめでたい日と相場が決まっていました。そのため、「お赤飯=めでたい」ということで、 婚礼に相応しい縁起物のひとつなのです。
余談になりますが、鎌倉時代後期の宮中の献立を記した「厨事類記」の中に、3月3日上巳の節供、5月5日端午の節供、9月9日重陽の節供など、季節の節目に食べた行事食だという記録があります。
赤飯の赤の色には意味があります。昔は赤という色には呪力があって、災いを避ける力があると信じられていました。魔除けの意味を込めて、祝いの席でふるまわれるようになったのです。
引き出物に爪切り
最近まで結婚式の引き出物として刃物は「縁が切れる」と言って贈るべきでない物として忌避されて来ました。
しかし、「未来を切り開く」とか「災いや不幸を断つ」とも取れ、新しい事を始める時の縁起物として昔から使われたようです。近頃ではこれらの語呂合わせは余り気にされなくなって来ています。
引き出物は相手に喜んで使って貰う事にポイントが置かれるようになりました。特に爪切りは自分で高価な品を買うのは億劫で、安物で間に合わせるケースが多く、良い爪切りを頂くのは嬉しいものです。現在では特に若い人たちには気の利いた引き出物と受け取られています。
しかし、まだまだあまり良いと思われていない人も多いので、先方のご両親ともよく相談してから決めましょう。